ジム・ロジャーズが語る 世界経済と私の戦略
冒険投資家として尊敬してやまないジム・ロジャーズ氏の公演に行ってきました!
2011年11月26日(土)に東京国際フォーラムで開催された「日本SAIKOH2011」というイベントです。
以下、講演内容のメモですので、参考までにどうぞ。
■ジム・ロジャーズの投資スタンス
商品・通貨 Long(買い)
欧米・新興国 Short(売り)
この先1年は世界的に経済情勢は悲観的。
その中でも日本は数少ない株式保有国。3.11の後に日本株を購入。日本は人口減少、少子化、移民受け入れをしない、債務が山積など、深刻な問題を抱えている。これは10~20年後にはより深刻な状況となるだろうと多くの人が考えている。そのため、日本人は日本株には期待しておらず、現在は83年の水準まで株価は安くなっている。
また、為替相場は、円高が今後も続くと見ている。現在保有している通貨で多いのは、日本円とスイスフラン。海外への日本円の投資は、(失敗して)じきに日本への投資に戻ってくるだろう。その資金は(安い金利の)預金や債券に行くとは考えにくく、割安な株式や商品相場に流れるだろう。
■なぜ日本か?
アジア、特に中国について強気に見ている。
19世紀はイギリス、20世紀はアメリカ、21世紀は中国の時代である。
中国人は優秀な資本主義の国であり、3~4%以上の所得を貯蓄や投資にあてている。また、一日中よく働く民族である。
中国の人口は13億人、アジアの人口は30億人。日本は近隣国として、最もその恩恵を受ける絶好な地理的環境にあり、ブレーンも資金もノウハウも持っている。よい例はカナダである。アメリカの成長に乗り、世界でも有数の先進国となった。
■日本への投資スタンスと日本マーケットの展望
INDEX投信を買っている。現在も値を下げており、今後も割安感は継続すると見ている。ETFは購入するかどうかはリサーチ中。
円高は輸出企業には大変な状況だが、輸入された品の価格は下がり、日本国民は生活水準を上げることができる。
世界の農業はここ30年ほどパッとしなかったが、世界の人口は増え続けており、農業従事者の高齢化も進むことで、今後は食品の価格は高騰するだろう。農業銘柄やバイオ銘柄も良い。
人口増の関連銘柄として、タカラトミーやサンリオの株を保有。
日本が今後すべきことは3つ。子供を沢山作ること、移民を受け入れること、生活水準を下げること。
■海外投資について
中国の株式は保有しており、売却していない。暴落する度に購入している。今は追加投資はしないが、中国の相場はもっと下がる可能性があり、それを待っている。
欧米は悲観的でShort。
インドについてはShort。観光地としては最高だが、債務がGDP比で90%を超えており、良くない。
アジアで最も有望なのはミャンマー。1978年頃の中国のようで、これまでの政策を大転換しようとしている点、インドと中国に地理的に挟まれている、人口が6,000万人と比較的多い、豊富な天然資源など。
北朝鮮やスリランカも良い。
米国は世界最大、歴史上最大の債務国であり、軍事や金融面でも手を広げすぎた。
ということで、日本への投資をしきりに説いていました。
たしかに自分自身も、今はどの銘柄も含み損で投資なんて考えたくないなと思っている時期ですので、むしろこういう時にこそ、買い増しを検討した方がいいのかもしれないなと思いました。





































































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